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～よりほかない

【目次】

～よりほかない

　Ｘよりほかない, Ｘほかない, Ｘよりほかしかたがない

◆接続

　Ｖ・辞書形 + (より)ほか(しかたが)ない

◆意味

　Ｘしか方法がない

　※Ｘ以外の方法がない、他に方法がないからしかたがないと言いたいときに使う。

　※あきらめの気持ちがあるときに使う。

　There is nothing for it but to Ｘ

　※Ｎ３として扱うテキストもある

◆例文

  • 熱(ねつ)がある。大事(だいじ)な会議(かいぎ)があるが会社(かいしゃ)を休(やす)むほかない。
  • 台風(たいふう)が来(き)た。沖縄(おきなわ)への旅行(りょこう)は諦(あきら)めるよりほかない。残念(ざんねん)だ。
  • 次のJLPTでN2に合格(ごうかく)したい。勉強(べんきょう)するよりほかない。頑張(がんば)ろう。
  • 誰(だれ)も助(たす)けてくれなかったので自分(じぶん)でやるほかなかった。
  • 最終(さいしゅう)のバスが出てしまったし、タクシーもいない。歩(ある)くほかない。
  • 冷蔵庫(れいぞうこ)の調子(ちょうし)が悪い。もう部品(ぶひん)を製造(せいぞう)していないので修理(しゅうり)はできないと言われた。新しいものを買(か)うよりほかない。
  • 資料(しりょう)が明日(あす)の会議に間(ま)に合(あ)いそうにない。残業(ざんぎょう)するよりほかない。
  • カレーを作(つく)り過(すぎ)てしまった。でも、もったいないので食(た)べるよりほかない。
  • ケーキが食べたいけど、ダイエット中(ちゅう)なので我慢(がまん)するよりほかない。
  • 急(いそ)いでいるが信号(しんごう)が赤(あか)なので止(と)まるよりほかない。
  • とても疲(つか)れた。疲れをとるには寝(ね)るよりほかない。
  • 自分(じぶん)で修理(しゅうり)できないものは、業者(ぎょうしゃ)に頼(たの)むよりほかしかたない。
  • 破(やぶ)れて着(き)られなくなった服(ふく)は捨(す)てるよりほかない。
  • 試合(しあい)に勝(か)つためには練習(れんしゅう)するよりほかない。
  • 生活(せいかつ)するためには働(はたら)くよりほかない。
  • この病気(びょうき)を治(なお)すには手術(しゅじゅつ)するよりほかないと医師(いし)に言われた。
  • 漢字(かんじ)を覚(おぼ)えるには何回(なんかい)も書(か)くよりほかない。