~につけ

 【目次】

~につけ, ~につけ~につけ

 Xにつけ(Yにつけ)Z

接続

 [V・辞書形 / い形容詞・辞書形] + につけ
 

◆意味

 Xするときも(Yするときも)いつもZになる

 ※意識しているわけではないが、Xという状況やYという状況になったときは、いつもZという気持ちや事態になると言いたいときに使う。

 ※Zは自然に起こる気持ちや事態を表す内容で意志表現は来ない。

 ※「見る・聞く・考える」などの動作に続くことが多い。

 ※慣用的に「何かにつけて」と使われるが多い。

 ※XとYが反対の意味の場合、どちらの場合でもという意味を表す。

 ※Whenever

◆例文

  • 彼女(かのじょ)感激屋(かんげきや)さんなので(うれ)しいにつけ(かな)しいにつけすぐ(なみだ)が出ます。
  • 親子(おやこ)というものはいいにつけ(わる)につけ()ているものです。
  • (そら)()につけ(やま)()につけ故郷(こきょう)(おも)()してしまいます。
  • 大学(だいがく)進学(しんがく)というのは試験(しけん)()けるにつけ入学(にゅうがく)するにつけたくさんのお(かね)必要(ひつよう)です。
  • (わたし)たちは(あつ)につけ(さむ)につけ文句(もんく)()ってしまう。
  • (かれ)らはプロジェクトが成功(せいこう)するにつけ失敗(しっぱい)するにつけ理由(りゆう)をつけて()みに行っています。
  • 学生時代(がくせいじだい)流行(はや)った(きょく)()につけ映画(えいが)()につけその当時(とうじ)(なつ)かしい(おも)()がよみがえります。
  • 彼の(かお)()につけ(こえ)()につけ、彼の父親(ちちおや)(おも)()します。
  • あの(とき)彼女(かのじょ)()われた一言(ひとこと)(おも)()につけ(くや)しく腹立(はらだ)たし気持(きも)ちになります。
  • 三年間(さんねんかん)一生懸命(いっしょうけんめい)練習(れんしゅう)してきた彼らの努力(どりょく)(かんが)えるにつけ試合(しあい)中止(ちゅうし)可哀(かわい)そうでならない。
  • うちの(おや)(なに)につけ電話(でんわ)をかけてきます。