~まい

 【目次】

~まい

 Xまい  <硬い表現>

◆接続

 V・辞書形 + まい
 VがⅠ・Ⅱグループの場合、V・ない + まい の接続もある

 [い形容詞・く / な形容詞・では / Nでは] + あるまい

 ◎注意◎
  する ⇒ するまい / すまい
  来る ⇒ 来(く)るまい / 来(こ)まい

◆意味

 ①Xしないつもりだ,Xしてはいけない <意志の否定>
  
  ※Xという行動をしないつもりだという強い意志があると言いたいときに使う。

  ※「決して」「(もう)二度と」などの強い否定気持ちを表す副詞と一緒に使うことが多い。

  ※主語は話し手自身。主語が話し手以外の場合、意志の否定の意味で「~まい。」で終わる文はない。

   彼女は明日からお菓子を食べまい。
   ⇒彼女は明日から「お菓子を食べないだろう」。(否定の推量の意味になる)
    彼女は明日から「お菓子を食べないつもりだ」。という意味ではない。

   彼女は明日からお菓子を食べまいと決めた。
   ⇒彼女は「明日からお菓子を食べない」と誓った。(意志の否定)

  I will never X

 ②Xないだろう <否定の推量>

  ※Xという行動をすることはないだろうと言いたいときに使う。

  ※「~まい。」で終わる場合、少し確信がある言い方になる。

  will not X

◆例文① <意志の否定>

  • 人の悪口(わるくち)は二度と言うまいと心に誓(ちか)った。
  • 夜更(よふ)かしをすまい思っているが、つい夜遅(おそ)くまでゲームをしてしまう。
  • ダイエット中だ。遅い時間に甘(あま)い物は食べまい。
  • 自分(じぶん)でできることは人には頼(たの)むまい。
  • 気になるが、娘(むすめ)の日記(にっき)は読(よ)むまい。
  • 難(むずか)しいとは思うが、医者(いしゃ)になるという夢(ゆめ)は諦(あきら)めまい。
  • 信頼(しんらい)していたのにだまされた。二度と彼(かれ)の話を信(しん)じまい。
  • 大事(だいじ)な試験(しけん)の前だから遊(あそ)びに行くまい。
  • 節約(せつやく)のためしばらく外食(がいしょく)すまい。自炊(じすい)をしよう。
  • 迷惑(めいわく)をかけまいと思い、体調(たいちょう)が悪いことを隠(かく)していた。

 

◆例文② <否定の推量>

  • 彼はひどく腹(はら)を立てていたので二度とここへ来(く)まい。
  • 彼女が約束(やくそく)を破(やぶ)ることはあるまい。時間までには来るに違(ちが)いない。
  • 子どもはこんな辛(から)いものは食べまい。
  • 山本さんはとても穏(おだ)やかな人だからそんなことくらいでは怒(おこ)るまい。
  • とても疲(つか)れているから目覚(めざ)まし時計(どけい)1個程度(ていど)では起(おき)られまい。
  • こんなに晴(は)れているのだから雨は降(ふ)るまい。
  • このことは誰(だれ)も知(し)るまい。
  • いくらクイズが得意(とくい)な彼でもこの問題はそんなに簡単(かんたん)には解(と)けまい。
  • 親(おや)の気持(きも)ちは親になるまで分かるまい。
  • 正直者(しょうじきもの)の彼が嘘(うそ)はつくまい。